ペルシアンパニールの歴史

チーズ誕生の地は中近東という説が有力です。
紀元前3500年頃のメソポタミアにおける神殿の石版画装飾から、乳製品作りをしている図が発見されていることや、紀元前4000年頃のものといわれる古代エジプトの壁画にも、チーズやヨーグルト、バターなどの乳製品作りが描かれていて、さらに湖上生活者の遺跡からは、乳をかためて乳清を脱水する以外には考えられない道具の破片が発見されています。
これらのことから、チーズの歴史は今からはるか数千年以上昔に、始まっていたことがわかります。
中近東は、当時ほぼ全体がペルシア大国であり、現在の地図上のイランにもかぶっていることからチーズはイランから生まれ、世界最初に作られたことがわからります。そして現在もイランでチーズが作られています。